表情筋を鍛えることはなぜ大切なのか?簡単に取り組める表情筋トレーニングも解説
ほうれい線や口角の下がりが気になり、鏡を見るたびに気持ちが沈んでしまう、そんな声も耳にします。実は、ほうれい線や口角の悩みの要因の一つが、表情筋の衰えです。表情筋は顔の印象を左右する大切な筋肉ですが、意識して動かさないと少しずつ弱ってしまいます。こちらでは、表情筋トレーニングで期待できる変化、顔の筋肉を鍛える重要性、簡単に取り入れられる表情筋トレーニングをご紹介します。
表情筋トレーニングで期待できる変化
年齢を重ねるにつれて、顔の印象が少しずつ変わってきたと感じることはありませんか。以前は気にならなかったほうれい線が深くなったり、口角が下がって見えたりするのは、顔の土台である表情筋の衰えが原因かもしれません。表情筋は顔の皮膚や脂肪を支える重要な筋肉です。ここを意識的に動かして鍛えることで、顔全体の印象を若々しく明るいものに近づけていくことが期待できます。
ほうれい線が目立ちにくくなる
表情筋を鍛えることで、顔の皮膚や脂肪を内側から支える力が高まりやすくなります。重力の影響を受けてたるみやすい部分が内側から支えられることで、ほうれい線が目立ちにくくなることが期待できます。
また、表情筋を動かすことは、顔全体の血行を促すうえでも役立ちます。血行が良くなると、肌に栄養が行きわたりやすくなります。ほうれい線は見た目年齢を左右するため、日々の表情筋トレーニングで悩みにアプローチできるのは大きなメリットといえるでしょう。
口角が自然とアップする
口角が下がっていると、不機嫌そうに見えたり、疲れているように見えたりすることがあります。口角を上向きに保つための筋肉を鍛えることで、口角が自然と上がりやすくなります。
表情はコミュニケーションにおいて重要な要素です。表情筋トレーニングを続けると、口角が上がった状態を保ちやすくなり、自信に満ちた、明るく快活な印象を周囲に与えやすくなります。笑顔が魅力的になり、人と話すのが楽しく感じられるようになるでしょう。
なぜ顔の筋肉を鍛えることが大切なのか
現代では、マスクの着用や、スマートフォン・パソコンを長時間使用する習慣が定着し、無表情でいる時間が長くなりがちです。無表情で過ごす時間が続くと、顔の筋肉が十分に使われずに硬くなり、加齢とともに衰えやすくなります。
表情筋が衰えると何が起きるのか
顔の表情筋は、皮膚や脂肪、骨を覆う薄い筋肉です。表情筋は約30種類存在するといわれ、それぞれが連携して喜怒哀楽の表情を作り出しています。しかし、表情筋を使わない状態が続くと、その機能は低下しやすくなります。
顔の筋肉が衰えると重力に逆らう力が弱まり、顔全体が徐々にたるんでしまいます。その結果、頬の脂肪が下がり、ほうれい線が深く刻まれたり、口角が下がる一因になります。また、表情筋の動きが鈍くなると、顔全体の血行が悪くなり、くすみの原因になることもあります。表情筋は顔の健康を維持するうえでも重要な役割を担っています。
顔の筋肉を鍛えることの重要性
顔の筋肉は体の筋肉と同じように、トレーニングで鍛えることができます。表情筋を意識的に動かすことで、顔の土台を支えることができ、若々しく引き締まった印象を保つことにつながります。また、顔の筋肉を動かすことで、日頃のストレスや緊張を和らげる効果も期待できます。
定期的なトレーニングは、見た目の印象だけでなく、心身のリフレッシュにもつながるでしょう。
自宅で簡単にできる表情筋トレーニング
ほうれい線や口角の悩みにアプローチするためには、毎日少しずつでも続けることが大切です。特別な道具を使わずに、自宅で手軽に始められる表情筋トレーニングをご紹介します。どのトレーニングも数分で完了するため、忙しい方でも無理なく続けられます。
舌回しトレーニング
口元のたるみやほうれい線にアプローチするトレーニングです。舌を動かすことで、口まわりの筋肉全体をバランスよく鍛えることができます。また、唾液腺も刺激され、唾液の分泌を促すメリットも期待できます。
やり方
- 姿勢を正し、リラックスした状態で口を閉じたままにする
- 舌で上の歯茎の外側をなぞるように、ゆっくりと大きく回す。右回しに20回、左回しに20回行う
- 舌をできるだけ大きく動かし、歯茎全体をなぞることを意識する
1日3セットを目安に、朝・昼・晩に分けて行うのがおすすめです。慣れてきたら回数を増やしてもよいでしょう。なお、顎関節に不安がある方や痛みを感じる方は無理をしないでください。
あいうえおトレーニング
口角を上げる筋肉や頬の筋肉を鍛えるトレーニングです。笑顔の練習にもなり、顔全体を明るい印象に導きます。
やり方
- 鏡を見ながら、口を大きく動かす
- 「あ」:縦に大きく口を開け、顔全体を伸ばすイメージで5秒キープ
- 「い」:口を横に大きく引き、頬の筋肉が伸びるのを感じながら5秒キープ
- 「う」:口をすぼめて前に突き出し、口まわりの筋肉を意識しながら5秒キープ
- 「え」:口角を横に引き、笑顔を作るように意識しながら5秒キープ
- 「お」:口を丸くして、鼻の下を伸ばすイメージで5秒キープ
これを1セットとして、1日2~3セットを目安に行いましょう。
嚥下トレーニング
「ゆったり嚥下法」は、正しい位置に舌を置きながら、飲み込む動作に関わる30以上の筋肉を鍛えることが目的です。舌の正しい位置はスポットポジションといい、舌先を上の前歯の裏側の膨らみに軽く触れ、舌全体を上顎に沿わせた状態を指します。
やり方
- 椅子に背筋を伸ばして座り、肩の力を抜いてリラックスする
- 口の中に唾液を少し溜める
- 舌を正しい位置に置く
- 心の中で「1、2、3」と数えながら、ゆっくりと飲み込む
- 飲み込んだ後、舌がスポットポジションに戻っているか確認する
1日3セットを目安に、朝・昼・晩に5回ずつ行います。慣れてきたら10回に増やします。無理に力を入れず、リラックスした状態で行うことがコツです。
割り箸トレーニング
口角を引き上げるトレーニングです。ほうれい線を目立ちにくくするアプローチとしても期待できます。
やり方
- 割り箸を1本用意し、清潔な状態にする
- 口を軽く開き、前歯で割り箸を軽くくわえる(強く噛みしめない)
- 割り箸が水平になるように口角を意識して引き上げ、そのまま30秒キープ
- 割り箸が下がらないよう、頬の筋肉に力を入れることを意識する
このトレーニングを1日3回行うのがおすすめです。歯や歯茎に無理な力がかからないよう、割り箸はやさしくくわえましょう。歯科治療中や顎関節に不安がある方は、事前に歯科医にご相談ください。慣れないうちは鏡で確認すると、口角が正しく上がっているかチェックしやすくなります。
健康と美しさを意識したスキンケアならSHE’D Japanへ
表情筋トレーニングは、日々のスキンケアとあわせて行うことで、生活の一部に組み込みやすくなります。さらに、生活習慣の見直しや紫外線・乾燥対策なども意識することが大切です。
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