口元のたるみが顔の印象を左右する理由とは?悩みの解消法に取り入れたい顔の筋肉トレーニングも解説
鏡を見るたびに、口角の下がりやほうれい線が気になり、年齢を感じてしまうことはありませんか。顔全体の印象は、口元のたるみで大きく変わります。たるみの原因は加齢だけでなく、日頃の習慣や顔の筋肉の衰えが影響している場合があります。悩みを解消したい場合は、セルフケアを取り入れることも選択肢の一つです。こちらでは、口元のたるみと顔の印象、口まわりの主な筋肉、顔の筋肉トレーニングやマッサージ方法などをご紹介します。自分に合ったケアを見つけるためのヒントになれば幸いです。
老けて見える原因は口元にあり?顔の印象を左右する理由
口元は、顔のパーツの中でも特に表情の豊かさや若々しさを映し出す場所です。口元のたるみやシワは、単なる見た目の変化にとどまらず、周囲からの印象や雰囲気まで左右します。第一印象で年齢を感じさせてしまう要因の一つが、実は「口元」なのです。
口元のたるみがもたらす表情の変化
口元の筋肉が弱まると、口角が下がりやすくなります。口角が下がった表情は、「不機嫌そう」「疲れていそう」といったイメージを与え、実年齢以上に老けて見られることもあります。反対に、口角が自然に上がった口元は、明るく健康的で、周囲に親しみやすさや若々しさを感じさせます。
ほうれい線やマリオネットラインの形成
口元のたるみは、代表的なシワである「ほうれい線」や、口角からあごへ伸びる「マリオネットライン」を深くする原因の一つです。これらが目立つと顔に影が入り、ぐっと老け込んだ印象を与えてしまいます。
顔全体の輪郭とバランスの崩れ
口元は顔の中心に位置しており、輪郭やバランスを整えるうえで欠かせない部分です。筋肉が衰えてたるみが出ると、フェイスラインがぼやけ、顔全体が大きく間延びした印象になります。さらに、シャープさが失われることで、顔のメリハリが感じられなくなり、全体的に疲れた雰囲気に見えてしまうのです。
このように、口元は見た目年齢を大きく左右するパーツといえます。口元の印象を整えるには、表情筋を意識的に動かすことが欠かせません。
口元のたるみと深く関係している顔の筋肉とは?
※以下でご紹介する内容は、美容液による効果をお伝えするものではありません。
【美しい口元を保つための3つのポイント筋】
顔には表情を作り出す表情筋だけでなく、骨格を支え、フェイスラインを内側から引き上げる深層筋(インナーマッスル)が存在します。真に美しい表情をつくるには、表層の口輪筋だけでなく、側頭筋・舌骨上筋群・大小頬骨筋の3つを意識的に動かすことが大切です。
1:側頭筋(そくとうきん)
こめかみから下顎にかけて位置する筋肉で、咀嚼や噛みしめの際に働きます。口元だけでなく、目元・頬・こめかみのハリ感にも関与する重要な筋肉です。
過緊張するとエラ張りやこわばりが生じますが、適切に動かすことで側頭骨からリフトアップするような引き上げ効果が期待できます。
2:舌骨上筋群(ぜっこつじょうきんぐん)
あごの下にあり、舌と下顎・喉をつなぐインナーマッスル群です。ここが働くことで、舌の正しい位置を保ち、下顎が安定することで
- フェイスラインの引き締め
- 二重あごの改善
- 口角の自然な引き上げ
につながります。
3:大小頬骨筋(だいしょうきょうこつきん)
大小頬骨筋は、頬骨から口角にかけて伸びる筋肉です。口角を引き上げて、笑顔をつくる働きを持っており、表情の明るさや若々しさに直結します。この筋肉が衰えると口角が下がりやすく、疲れて見えるだけでなく、全体的に老けた印象を与えます。
近年のマスク生活やスマホ時間の増加により、口元の動きが制限され、深層筋の衰えが加速しています。その結果、フェイスラインのたるみ・シワ・二重あごなど、さまざまなエイジングサインが現れやすくなっています。
若々しい表情を保つためには、側頭筋・舌骨上筋群・大小頬骨筋の3つを意識的に動かすことが必要です。これらの筋肉は連動して働き、顔全体を内側から支える“リフトアップの要”です。
「最近、フェイスラインがぼやけてきた」
「笑顔が疲れて見える」と感じたら、口元だけでなく、頭・舌・頬を連動させる動きを意識してみましょう。
今日からできる口元のエクササイズ・マッサージの方法
※以下でご紹介する内容は、美容液による効果をお伝えするものではありません。
フェイスラインを整える3つの鍵
口元のたるみを和らげるためには、表面的な口輪筋だけでなく、側頭筋・舌骨上筋群・大小頬骨筋の3つを意識的に動かすことが大切です。
これらの筋肉をバランスよく鍛えることで、フェイスラインが内側から引き締まり、血行が促進され、肌のハリや表情の明るさが自然に蘇ります。
一度のエクササイズで劇的に変わるものではありませんが、毎日の小さな積み重ねが、“たるまない顔”をつくる鍵になります。継続することで、確実に変化を実感できるはずです。
アゴ式“スマイルスワロー”
美と機能を融合した、口腔・舌・喉を整える新しい嚥下法です。
STEP1:微笑む
口角をそっと上げ、やわらかい笑顔をつくります。この時、頬骨筋が働き、顔全体のリフトアップ効果を引き出します。
STEP2:舌を上顎につけて唾液をためる
舌先を上顎(スポット)につけ、ゆっくり唾液を集めます。この動きが、舌骨上筋群と側頭筋を自然に連動させ、顎・喉・頭部のバランスを整えます。
STEP3:呼吸を止めずに「微笑みながらごっくん」
軽い笑顔のまま、呼吸を止めずに“ごっくん”と嚥下。喉頭の持ち上がりと舌根の動きを滑らかにし、嚥下と表情の統合運動(機能美)を引き出します。
ポイント
- 筋肉を力ませず、笑顔を保ちながら行うこと。
- 「飲み込みながら整う」リズムを感じて、1日3回の習慣に。
- 続けるほど、フェイスライン・口角・喉元の動きがしなやかに整います。
大頬骨筋を鍛える「口角引き上げマッサージ」
大頬骨筋にアプローチし、口角を自然に上げやすくするマッサージです。
- 1.両手の人差し指と中指を使い、小鼻の横から口角に沿ってやさしく押す
- 2.そのまま頬骨の下を通り、耳の横まで指を滑らせる
- 3.頬骨の下に沿って、少し圧をかけながらゆっくりマッサージする
このとき、肌を強く擦らないことがポイントです。クリームやオイルを使うと摩擦が減り、心地よくケアできます。リフトアップをイメージしながら行うと、筋肉を意識しやすくなります。
マッサージを行うときの注意点
顔の皮膚は非常にデリケートです。以下の点に気をつけて行いましょう。
- 清潔な手で行い、摩擦を避けるためにクリームやオイルを使用する
- 力を入れすぎず、優しく丁寧に行う
- 痛みや違和感を覚えたら中断する
- 入浴後やスキンケア後など、肌が柔らかく温まっているタイミングがおすすめ
マッサージは毎日の習慣にすることで、少しずつ変化を実感できるようになります。無理なく続けて、自信の持てる口元を目指しましょう。
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